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昔と違い、コミュニケーションは学んで身に付ける時代になりました。
コミュニケーション能力を高めるメソッドは豊富にあり、それらに「自己肯定感」というWordが頻繁に出てきます。
今回は、この「自己肯定感」と言うWordについての解説と、コミュニケーション能力を高めるメソッドの1つ「性格統計学」のお話です。
目次
「自己肯定感」と「自信」は同じ?違う?
自己肯定感の自己とは、自分の性格や価値の事です。自己肯定感とは、自分の性格や価値そのものを肯定する感情の事です。
自己肯定感が高いと、自分は人と違っていても良いと受けとめる事が出来、前向きで、失敗しても立ち直りが早く、主体的に行動出来る人になるそうです。
自己肯定感について書いてある文章の「自己肯定感」と言う単語に「自信」と言う単語を当て嵌めて読んでみると、何の違和感もなく文章が通ります。
そこで、「自信と自己肯定感は同じ?」と検索すると「違う!」と言う検索結果が ずら~っ と出てきます。専門家たちが「ここぞ」とばかりに解説しています!
自信と言う言葉は、意外と幅広い意味があります。
「自己肯定感」は、「自信」と言う言葉で当て嵌めるのならば、「根拠のない自信」とか「失敗しても大丈夫と思う自信」に近いようです。
昭和の時代なら「そんなモノ育んでどうするんだ!」って言われそうです。「根拠がないだろ!」って。時代は変わりました。
我々が育みなさいと言われてきた「努力に裏打ちされた自信」とか「成功体験による自信」など、何かに裏打ちされた自信は自己肯定感とは違います。それはそれで大切なモノですけれども。
自己肯定感は、「いつ」「どうやって」育まれるの?
人の性格や価値観には先天的なモノと後天的なモノがあります。
先天的な性格や価値観は生まれ持ったモノです。何かの影響を受ける前に、既に性格や価値観は備わっているという事です。
そして、自己肯定感とは、自分の性格や価値そのものを肯定する感情の事です。
自分以外の人に、自分の性格や価値観を無条件に認められていると感じる事で育まれます。
その唯一と言って良いほどの大きな機会は、幼少期の家庭環境です。幼少期の家庭環境の特徴は、多くの場合、親という子供の存在を無条件に認める自分以外の人がいる事です。
幼少期の子供は、先天的な性格や価値観を、親に無条件に認めてもらえていると感じる事で、自分は「大切な存在だ。」「価値ある存在だ。」と思える自己肯定感が育まれます。
「親の愛情は無条件」と言いたい所ですが、そうでないケースも多々あります。難しい問題ですが、今回は、親が無条件に子供を認めるつもりでいる場合のお話です。
この頃に身に付く自己肯定感は、自分で何とか出来るモノではないという事です。幼少期に自己肯定感という単語を理解していれば別かも知れませんが・・・(^o^)。
学校生活や社会生活では、成功体験などによる自信が養われる
後天的な性格や価値観は、まず、家庭環境で育まれ、更に、学校生活や社会生活で育まれます。
社会生活はもちろん、学校生活でも、無条件に認めて貰えるなどという事は殆どありません。
自分を振り返ってみると、ほんとに幼少期の幼なじみ位は、ほぼ何の理由もなくお友達になっていた気はしますが、その後は、「何かが認められて友達ができた」とか「何かが出来て先生に褒められた」など認められるためには必ず条件が付いていたと思います。
学校生活や社会生活で育まれる性格や価値観は、成功体験による影響を大きく受けます。
成功体験によって、「努力をして成功した。努力は信じられる。」「成功して評価を得た。やり方に自信がついた。」などの「根拠のある自信」が養われます。
自己肯定感のお話を聞いていると「根拠のある自信」は劣るモノのように感じてしまいますが、決してそんな事はありません。すごく良い事です。何より、自分の努力で何とか出来る自信です。
100度の成功体験があれば、2度や3度失敗しても揺るがない自信が身に付きます。
「根拠のある自信」と「根拠のない自信」、どちらも大切です。
自己肯定感は、後から育む事は難しいのでしょうか
何があっても自分を信じてくれる。どんなに恥ずかしい姿を晒しても、犯罪を犯しても、自分が立ち直る事を信じてくれる。そんな人がいれば、大人になってからでも自己肯定感を育む事は可能かと思います。
しかし、難しいですよね。後付けでは難しいと思います。幼少期の親やおじいちゃんおばあちゃん以外で、そこまで自分を信じてくれる存在は滅多にいないと思います。
だからこそ、もし自分が親の立場ならば、自分の子供の自己肯定感を育むための努力をするべきなのでしょう。
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昔は、親以外でも、何人かそういう、人を信じてくれる人がいました。ジーザスくんとか、ゴータマ先生とか、空海さんとか。しかし、残念ながら私はお会いした事がありません。
時々、現代のそういう人を紹介してくれるという勧誘が来ますが、丁重にお断りしています。
純粋な意味で、大人になってから自己肯定感を身に付ける事は難しいと思います。
しかし、自己肯定感という言葉を知り、伝え方や特に受けとめ方を学ぶ事により、大人になってからでも、自分の中に眠っている自己肯定感を引き出す事は可能かと思います。
私は、自己肯定感という言葉を知るまで、自分を大切な存在だと思う事が大切などとは考えた事もありませんでした。根拠のない自信など、思い上がり位に思っていました。
だって、漫画やドラマの主人公は、努力で自信を付けるんですもの。仲間は主人公の能力を信じてるんですもの。悪の親玉ですよ、何があっても揺るがない自己肯定感を持っているのは!あいつら親に愛されて育ったんだろうか?
話が剃れました。
まとめます。自己肯定感と性格統計学の関係
自己肯定感とは、自分の性格や価値そのものを肯定する感情の事です。
自分以外の人に、自分の性格や価値観を無条件に認められていると感じる事で育まれます。
自己肯定感を育む大きな機会は幼少期の家庭環境で、親という子供の存在を無条件に認める人がいるという特徴があります。
幼少期の子供は、先天的な性格や価値観を、親に無条件に認めてもらえていると感じる事で、自分は「大切な存在だ。」「価値ある存在だ。」と思える自己肯定感が育まれます。
しかし、せっかく親が子供の価値観を無条件に認めるつもりでいても、そもそも自分と子供の価値観の違いを分かっていなかったり、価値観の違いからくる伝え方や受けとめ方の違いが分からず、子供に認められていないと伝わってしまう事もあります。
幼少期の子供は、「言葉の受けとめ方を工夫する」などという事は出来ません。
親が伝え方を間違えると、そのまま間違って受けとめられます。そして、それは、自己肯定感を低める要因になり、その後の子供の人生に大きく影響してしまいます。
性格統計学は、先天的な性格や価値観を分析対象にしていて、先天的な性格や価値観は親子でも違うと考えています。
性格統計学は、親と子の価値観の違いからくるコミュニケーションギャップを減らし、子供の自己肯定感を高める手助けが出来るメソッドです。
新しい事を始める時など、自己肯定感の低い子が躊躇する所を、自己肯定感の高い子は躊躇する事なく進んでいけます。その違いは大人になってからもずっと続き、積み重なった経験の差は人生を大きく変える差になると考えられます。
親子を例に話してきましたが、性格統計学では「伝え方・受けとめ方・関わり方」を具体的に体系化して学びます。
自分自身の伝え方の傾向を知り、他の伝え方、受けとめ方がある事を知り、他の伝え方も出来るようになるためのコミュニケーションメソッドです。
これは、自分の自己肯定感を高めるためにも役立ちます。
価値観の違う人がいる事、違う伝え方をする人がいる事、別の受けとめ方がある事を知る事で、今までは否定されていると思っていた言葉や、何とも思っていなかった言葉が、実は誉め言葉だったなどと気付けます。
こういう知識がある事で、大人になってからでも、自分の中に眠っている自己肯定感を引き出す事は可能かと思います。
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